掌櫃酒菜茶館
掌櫃酒菜茶館
(ジャングェイジョウツァイツァーグァン)
 建国南路にある「掌櫃酒菜茶館」は、60年前の台北を再現した建物の中、台湾料理を楽しめます。また、お酒の種類が豊富で、お好みでオリジナルカクテルを作ってくれます。
カテゴリ 台湾料理 | パブ・ビアホール
住所 台北市濟南路2段69號
アクセス MRT忠孝新生駅2番出口から徒歩約5分
電話 02-2708-0777/02-2397-0881
営業時間 17:00-翌2:00
定休日 旧暦の大晦日~1/3
標準予算 一人300元程度
ウェブサイト http://www.boss269.com.tw/

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※2008年、掌櫃酒菜茶館は現住所へ移転しました。紹介記事及び画像は移転前のものですので、予めご了承ください。
※枠付きの写真は、クリックで拡大画像が別ウインドウに表示されます。

60年前へタイムトリップ

お店の外観店内の様子 幼い頃の記憶の中に庭や、天井の低い部屋はありますか?時代の移り変りとともに、このような光景はすっかり思い出の一部になりました。しかし、建国南路にある1本のタイムトンネルが、みなさんを60年前の台北へ連れて行ってくれます。トンネルを抜けると、そこには「掌櫃酒菜茶館」がひっそり佇んでいます。店内の様子

 現代の鉄筋コンクリートと異なり、大きな日本瓦を並べた低い屋根の平屋は、どこか懐かしく、ほっとするような親しみやすさを感じ、ふと足を止めてしまいます。店内へ入ると、あたたかみあふれた木の空間に、薄暗い照明、旧式のレコードプレーヤの音が流れて、どこか懐かしい、古い旅館のような雰囲気に、心が和らぎます。

店内の様子 オーナーの話によれば、たくさんの音楽通がこの店の常連とのこと。実は、店内に流れるBGMは全てアナログ盤で、常連のお目当てはこのBGMなのです。これらアナログ盤は、全てオーナーが自らの人脈を駆使し、苦労して集めてきた貴重なコレクション。多くの音楽ファンの心をひきつけ、魅了しています。ここまでの紹介だと、「ここは喫茶店ではないか?」と思われるかも知れませんね。

(取材:荘小姐)

オリジナルカクテルを

店内の様子カクテル なんと、「掌櫃酒菜茶館」は本格的なパブ。お酒の品揃えは豊富で、台北市内でも1、2位を争うほどです。色々な種類のお酒がずらりと並び、圧巻です。幅広いニーズに対応できるように、多彩なオリジナルカクテルが用意されています。元バーテンダーのオーナーは、イマジネーションの赴くままに次々と新作カクテルを生みだしていきます。

 その豊富なレパートリーの中には、星座ごとのオススメカクテルや、失恋の時や機嫌のいい時に合うカクテルなど、アイデアの引き出しは尽きることがありません。色んなテーマに沿ったオリジナルカクテルがあるので、オーナーと相談してみてください。きっと希望どおりのカクテルを作ってくれるでしょう。

 「掌櫃酒菜茶館」は、以前の店名は「滷卵」といって、純粋なパブでした。でも、名前が変わると同時に、経営の仕方も変え、美味しい料理も楽しめるようにしました。では、いったいどんな料理があるのでしょうか?これから、お店の看板料理をいくつか紹介していきます。

鍋巴烤荀飯/筍のおこげ風釜飯
鍋巴烤荀飯/筍のおこげ風釜飯(150元)
 これは「旧・来来大飯店」のシェフが生み出したオリジナル料理です。ご飯、キノコ、葱、筍を炒めてから、うっすらとおこげができる程度まで火を通します。火加減は重要なポイントです。キノコの風味や、筍の旨味を存分に引き出したこの料理は、ご飯の香ばしさと力強い歯ごたえがたまらない絶品です。注文を受けてから調理を始めるため、時間がかかります。席についたらすぐさま頼んでおきましょう。初めて行く人には必ず食べてほしい、オススメの逸品です。きっと大満足しますよ。

酸荀空心菜/酸筍と空心菜の炒め物
酸荀空心菜/酸筍と空心菜の炒め物(180元)
 これは、オーナーの細やかな気配りに満ち溢れた料理です。一般的な筍の漬物は、特有の匂いがあり、酸味が効いています。それを危惧したオーナーは、格別な美味しさで定評のある、竹山産の筍の漬物を選びました。 また、空心菜も自ら吟味したもので、炒めても黒くならない種類使っています。家庭料理の定番ですが、辛さと酸っぱさのバランスがピタリと決まったこの味はプロにしか出せませんね。

荷葉豆腐/豆腐の蓮の葉包み
荷葉豆腐/豆腐の蓮の葉包み(250元)
 柔らかくて美味しそうな豆腐と、たっぷりの海の幸が大きな蓮の葉に包まれ、竹の籠に豪快に盛られています。見ているだけで、食欲を刺激されよだれが出そう。確かな技術で、念入りに調理され、海鮮の新鮮な旨味と蓮の葉の香りを吸い込んだ豆腐は、柔らかいふんわりした食感のふくよかな味わいで、喉ごしも素晴らしいです。豆腐好きな人は、きっとこの味に魅了されてしまうでしょう。

芋泥地瓜球/里芋とサツマイモの団子
芋泥地瓜球/里芋とサツマイモの団子(150元)
 サツマイモの団子はよく屋台で見られますが、ここの「芋泥地瓜球」は、ちょっと他とは違います。一般的な「芋泥地瓜球」より、食感がサクサクしているんです。それは、具に里芋を加えているからで、里芋を使っているところはおそらくここだけでしょう。味は、もちろん美味しくて、お酒との相性がバッチリです。冷たくなっても硬くならずサクサクした食感です。大ブレイクしているそうですよ。

葱油拌飯/葱と醤油のご飯合え
葱油拌飯/葱と醤油のご飯合え(25元)
 最近はあまり耳にすることのない名前ですが、年配の方にとってはおなじみの昔懐かしい料理です。調味料には、普通の醤油より、少しとろみと甘味がある醤油を、ご飯と混ぜています。ぜひ食べてみてください。

ミニ情報

記者:葉先生
記者:葉先生

 この店を訪れたからには、ぜひビールを注文してください。1日以上冷やしたグラスに、シャキーンと冷えたビールを注ぐので、ビールがテーブルに運ばれたときには、まだグラスに霜がはっています。ゴクゴクっと喉を伝っていくと、スカッと暑さなんて吹っ飛んでいきますよ。上質な水を使って作られた各国のビールを、豊富にそろえています。中でもイチオシなのは、中国の「煙台ビール」。これは、台湾のビールより苦味が少なく、ちょっと甘めで飲みやすいビールです。台湾のビールに慣れているという人は、もちろんそちらを注文してください。


店主 沈風堂さんからのメッセージ
 当店に足を運ぶ日本人の常連さんが急増しています。みなさんのご来店を心よりお待ちしております。