(ホンロンシャツァンティン)
 台湾で日本のプロ野球公式戦が初めて開催された時、ダイエーの王監督などが利用したのがこの「紅龍蝦」。
 もちろん台湾内でも有数の高級レストランです。
 料理の完成度の高さはもちろん、インテリアから食器にいたるまで、細かい配慮が行き届いています。
 初めて入る人はちょっと緊張するかも。


カテゴリ 台湾料理
住所 台北市長安東路2段109號
アクセス MRT忠孝新生駅からタクシー推奨
電話 02-2506-0188
営業時間 10:00-14:30 / 17:00-22:00
定休日 旧正月
標準予算 夕食1580元以上
ウェブサイト
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インテリアにもこだわった高級レストラン

 家具やインテリアはイタリアのジャンニ・ヴェルサーチ、陶器はイギリスのウェッジ・ウッド、ナイフやフォークは当然銀製品で、ドイツのクリストフ。これを聞いただけでもビックリしますよね。そんな「紅龍蝦」は長安東路にリニューアルオープンし、店内の内装を一新。バロック風のデザインでまとめた店内は、優雅で落ち着きがあります。

(取材:松本先生・周小姐)

メニューはコースが基本

 このお店を利用する際の重要なポイントとして、単品メニューは一切ないということがあげられます。
 注文は全てコースメニューだけで、1人1,580元から4,480元までの各種コースから選ぶことになります。
 なお、水槽の食材と予算を告げて、それにあわせたコースを作ってもらうこともできます。また、ワインも常時数百本と豊富に取り揃えてあり、800元から3,600元程度で楽しめますよ。

 では、コースで登場する料理の中で、私のお気に入りをご紹介しましょう。


鮮露蒸龍蝦
 「鮮露蒸龍蝦シャンルーチェンロンシャー(蒸し伊勢海老)」は、新鮮な素材を活かすため、強引な味付けなどしていなくて、絶妙な蒸し加減からくる伊勢海老本来の旨味が口いっぱいに広がる感じ。
 本当に美味しいと無言になるとよく言いますが、まさにその通りで、1匹なんてあっという間に食べきってしまいました。殻にこびりついたわずかの肉片も逃さずに・・・。

紅焼大排翅
 「紅焼大排翅ホンサオターパイツー(フカヒレの姿煮)」は、ミニコンロに火のついた状態で運んでくれますからアツアツをいただくことができます。
 口に運んでみると何とも言えない食感とほのかな甘味に感激。やっぱりフカヒレを食べずして中華料理を語ることは出来ませんよね。これはお勧めです。

清蒸九孔
 正直な話、食べた料理のどれも美味しいから選ぶのが難しいんだけど、もう1つだけ紹介するなら「清蒸九孔チンチェンジョウコン(蒸しアワビ)」でしょうか。
 日本のアワビとは種類が違うのかもしれませんが、1つ1つがちょっと小さめで、ハマグリを2まわりほど大きくしたくらいのサイズ。
 磯臭さがなくとてもさっぱりしていますから、シーフードが苦手な方にもお勧めできますね。

 その他、こんな料理がありますよ。ほんの一例ですが、載せておきます。


香酥鮮蝦捲シャンシュウーシェンシャーチェン
(揚げエビ巻き)

清蒸肥膏蟹チンチェンフェイカウシエ
(蟹味噌入り蒸し蟹)

白灼活小蝦バイツゥオーホーシャオシャー
(活き海老の茹で上げ)

清炒絲瓜チンチャオシークワ
(へちまの炒め物)
インテリア

 リニューアルオープンした紅龍蝦は、地理的にも大変分かりやすい上、建物の外観も非常に立派なので、道に迷うことはまずありません。

 店内は、バロック風のデザイン。優雅でゆったりとした空間になっています。ただお金をかけただけの豪華絢爛なインテリアではなく、クラシックで落ち着いた雰囲気はさすがという感じ。

 以前の紅龍蝦の壁紙や天井の模様は、すべて海外から呼び寄せたアーティストたちが直接描いたものでした。費用は全部で約1億元。しかし、今回長安東路にリニューアルオープンするにあたり、1億元の内装はすべて取り壊されました。総経理である柯さんの意気込みが感じられますね。それにしても、この金額を聞くだけで気絶しそう・・・。

 だけど、特にスーツにネクタイでないと入れないというようなドレスコードもありませんし、予約なしでもオーケーというラフさがいいですね。

水槽

 正面玄関を入ってすぐ右手に、大きな水槽がずらりと並んでいます。この水槽も、新鮮な魚たちを選びやすいようにと、以前よりも一段ときれいで広い場所に設置されました。
 一見するとまさに魚屋さん。伊勢海老にシャコにアワビ、そしてたくさんの活きた魚たちを直接指定して注文することが出来ます。

 それぞれ食材ごとの料理方法については、専門の方がアドバイスしてくれますから、中国語の得意な方はチャレンジしてみてはいかがでしょう。

 なお、なぜ日本のように客席から見えるところに水槽を設置していないのかというと、やはりいくら丁寧に管理しても、生魚特有のにおいがどうしても漂ってしまうため、食事をするエリアとは別にしているのだそうです。

ミニ情報

  • リニューアルオープンした店舗は、3階建てです。1階は40〜50人、2階の貴賓室は10室あり、100人も座れたりと、とても広々としているのでパーティや宴会におすすめです。
  • 日本語は料理名程度なら何とか通じますが、一般的な台湾のレストランと同じ程度ということで、あまり期待はしない方がいいと思います。
  • また、コースメニューは毎月更新され、月〜金の11時から2時半のお昼時には、安いランチメニューを実施する場合もあるようですから、行ってみたいけど予算的に厳しいという方は要チェックですよ。
  • 手入れが大変な銀製品、クリストフのフォークやスプーンは、スタッフの方が毎日丁寧に磨いているそうです。
  • 50カ国以上のテーブル用ミニ国旗を用意しており、これまで最大で11カ国の旗を同時に使ったことがあるそうです(要事前連絡)。

記者:周小姐
 2階の廊下の端にあるショーウインドーには、ヨーロッパで有名な万年筆やアルコールなど、様々な商品が展示されているので、食事が終わった後、自由に鑑賞することができます。まるで免税店のブランドショップでショッピングを楽しんでいるような気分になれますよ。
総経理 柯傳文(Kevin Ko)さんからのメッセージ
非常に新鮮な食材を使用しているので、素材の味を大切にした調理法を心掛けています。
クレジットカード可 (VISA MASTER JCB AMEX) スタッフの日本語レベル (片言程度) 貴賓室(個室)は要予約 座席数 250 MRT駅から離れているので、タクシーでどうぞ。 広域MAPはこちら



最終更新:2007年12月12日 copyright(C)